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【世界男女格差レポート2017が公表】『日本の男女格差の大きさ』で意見対立!

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はじめに

世界男女格差レポートの2017年度版が公表され、日本の順位が低かったので紹介したいと思います。

 

【概説】

  • 世界男女格差レポートは世界経済フォーラムが2006年から公表しているレポート
  • 世界の国々の男女格差を数値化し、ランキング形式で公表している
  • 対象は政治・経済・教育・健康の4分野
  • 正確には以下の4分野中14が対象

 

『政治的エンパワーメント』

 

『経済活動の参加と機会』

  • 4.労働力の男女比
  • 5.類似の労働における賃金の男女格差
  • 6.推定勤労所得の男女比
  • 7.管理的職業従事者の男女比
  • 8.専門・技術職の男女比

 

『教育』

 

 

『健康と生存』

  • 13.出生時の男女比
  • 14.平均寿命の男女比

 

  • このうち13は、国際機関(国際労働機関、国連開発計画、世界保健機関など)が提供しているデータに基づき数値化される
  • 2017年は144カ国が対象となり、日本は総合では114位
  • 以下は2017年の各分野・総合順位でカッコは前年度の順位

 

  • 総合:114↓(111)下位
  • 政治:123↓(103)下位
  • 経済:114↑(118)下位
  • 教育: 74↑(76) 中位
  • 健康:  1↑(40) 上位

 

  • 前年が総合111位だったので、3つ順位を下げたことになる
  • ちなみに、上位の国はアイスランドフィンランドなどのヨーロッパの国々が多い
  • この結果に日本国民はどう感じているのか、同意する方や不同意の方がいるので個人的な分析後にその声を紹介したいと思います。

 

 

【個人的な分析】

総合

  • 日本の順位が低いのは政治分野と経済分野で女性が男性に比べて数値が低くて格差が大きく、その結果順位が低いことが大きな原因

 

政治

  • 『首相・国会議員・閣僚に女性が少ない事』が原因

 

経済

  • 『男女共に男が稼ぎ女は家を守る的な考えが根付いている事により女性の数値が低い事』が大きな原因

 

健康

  • 『平均寿命の男女格差はもっと小さい国がありますが、全体の高さ』が影響して1位だったのかと推測します。
  • 例えば、2016年のスイスの男女格差は4.96歳ですが、日本は6.16歳と日本の方が大きいです。
  • ただ、男女平均ではスイスの82.42歳に対し、日本は84.06歳と高いです。
  • また、2016年の国別では(※香港が地域としては1位)男女共に日本が1位ですが、男性は2位との格差が0.08歳に対し、女性は1.72歳。
  • 日本の女性は国別では郡を抜いて長寿であり、格差が大きいのも納得の事情があるのです。

 

教育

  • 識字率は男女共に世界的に高く格差も小さいですが、男女の進学率の格差はあるようです。
  • 女性の進学率自体は世界でも中位以上程度と低くはないですが、例えば大学進学率などで男女格差があるにはあるようです。
  • 2015年の大学進学率は男子が55.4%、女子が47.4%と少し差があり、鹿児島県など約10%の差がある地域も存在します。
  • これが世界の国々と比べて格差があるのかは不明ですが、『この大学進学率の格差』が影響した可能性はあるかもしれません。
  • この格差についてですが、経済的な問題などもあるでしょうが、経済分野と同様に『男が稼ぎ女は家を守る的な考え』が影響している部分もあるのではないかと思います。

 

 

【出典】

 

 

 

同意的な声!

 

日本国民(女性)
「海外と取引してるとこれは実感する。欧米の女性はそれでもまだ平等でないと不満もらしてるけどね。」

 

 

 

日本国民(不明)
「本当にヒドイ。深刻だ。自民党の議員の男女比、内閣の男女比に如実に表れている。」

 

 

 

日本国民(男性)
「「あ、これでも男女格差少ないんだー」って思ったら悪い意味で114位だった」

 

 

 

日本国民(不明)
「人道にもとる現政権の女性に対する圧制は日常の隅々まで浸透している。レイプ犯を擁護し、被害者を公的にセカンドレイプするのだからな。本来なら政権崩壊だろう。」

 

 

 

日本国民(女性)
「女には投票しないって人が私の周りの、特に年寄りに多くて、公約とか経歴だけ表示して性別や顔は隠してたらこの人たちはどうするんだろうと思う時がある」

 

 

 

日本国民(女性)
「男尊女卑なのになに言ってるの?あなた? 男女格差ありまくりだから女性を優遇しなきゃバランス取れないんだよ。 今まで女性から権利奪っといてよく言うよ!」

 

 

 

日本国民(男性)
後進国と言う事だ。」

 

 

 

日本国民(不明)
「男女格差の話になると必ずレディースデーやら女性専用車両の事を持ち出す人ってなんなんだろう。そこじゃねーだろって思うし、そもそも男女共に意識が変わらないと無理じゃないかな」

 

 

 

日本国民(男性)
「賃金は、男性正社員と女性非正規を比較すると約100対50。(賃金構造調査)半分です。 女性労働者の半数以上が非正規労働者であることを考えると、格差是正はほとんど賃金改善は進んでいません。 政治分野だけでなく労働組合の役員選出も進んでいませんね。」

 

 

 

日本国民(男性)
「政治家・企業管理職等の社会的指導者数と賃金等に格差があると思う。 女性に生まれたのは、その人の責任ではなく、男女平等である。 女性差別はない、人権が重んじられる社会の実現を望む。」

 

 

 

日本国民(女性)
「男女格差と政治の順位がケツから数えた方が早いという事実があって、どうして日本が主要7カ国でいられてるの?他の何が主要の要素なの?もう日本が先進国だなんて時代は終わってるよね?なんで?不思議。」

 

 

 

日本国民(女性)
「ほとんどの男性が反論しててまさにそれがその数字なんですよね。」

 

 

 

不同意的な声!

 

日本国民(女性)
「女は優遇されすぎって言われてる日本がw」

 

 

 

日本国民(不明)
「男女格差って出産とそれに関するのが7割ぐらいでしょ」

 

 

 

日本国民(不明)
「政治部分が大きいんだろうなあ。普通の生活じゃ逆に男性が差別されてるように感じることもあるし。」

 

 

 

日本国民(男性)
「日本女性はそんなに不幸でもないが。」

 

 

 

日本国民(男性)
「体感的には女性の方が優遇されているのが日本の実態。胡散臭いし、中国が日本より上というのも・・。」

 

 

 

日本国民(男性)
「大体北欧が上位にいて、彼らの謎基準でランキングしてる。もうこういうおバカなものに一喜一憂しないことだな。」

 

 

 

日本国民(男性)
「政治で女性が活躍できてないから男女格差ってのは少し短絡的過ぎると思うけどな」

 

 

 

日本国民(男性)
「こんなの洗脳報道に等しい。文化を無視し、単調に平等と叫ぶ。はたしてこの規準が正当なのでしょうか??」

 

 

 

日本国民(不明)
「女性議員が増えないってのあるけどそれならどんどん立候補すれば?って思う。勿論、議員報酬と知名度アップ以外の目的がある人ね。」

 

 

 

日本国民(男性)
「この手の記事見るといつも思うんだが、機会の均等は必要だけど、実数が均等である必要はないと思うんだよな。」

 

 

 

日本国民(不明)
「自分の周り見てると女性の方が楽しく生きてると思うんだけどな。男の方がヒーヒー言っている印象。」

 

 

 

日本国民(男性)
「こんだけ気を使っても  男女格差がーって言われたらどうしたらいいか分からん」

 

 

 

日本国民(男性)
「そもそも、世界経済フォーラムって組織は、飽くまで中立の立場に立つ組織なの? それに、客観的な指標に基づいての結果なの? 組織の主観だったら無意味じゃね?」

 

 

 

日本国民(男性)
「まあ、女尊男卑が激しすぎるからねぇ。 コレからもっと酷くなるんじゃないかな。 最終的にアマゾネス日本とかになるんじゃね。」

 

 

 

日本国民(男性)
「本当なんだろうか?私の家も職場も完全に女性上位なんだが(笑)」

 

 

 

日本国民(男性)
「日本の女性の多くがのびのびと暮らしているから寿命が高いんじゃないの?昼間からランチしているのは女性ばかり。旦那は働いているのにさ。」

 

 

 

日本国民(男性)
「だいたい、世間の「風潮」とか、周りにどう思われるかを印象操作してんのはメディアとマスコミだし、男女格差があるとすれば、彼らが真犯人では?? カネになる、売れるってだけで、遠慮なく偏見も持たせるし、大げさにいうし。」

 

 

 

日本国民(女性)
「こういうの出ると女性の生きづらさに焦点が当たりがちだけど、男性だって「男なんだからバリバリ仕事するべき」なんて風潮が嫌な人結構いると思うんだよね 男性だってゆるく働きたい人や子供ともっと関わりたい人いると思う。男女格差がつくと男性だって生きづらいはず」

 

 

 

日本国民(男性)
「こと政治経済分野において男女格差が縮まらなければならない合理的な理由が全くわからない...。」

 

 

 

日本国民(男性)
「日本の女性にはぜひこれからも男女格差のある日本で安全で豊かに暮らしてほしいです。」

 

 

 

最後に

他国との比較は抜きにしてこのレポート結果から日本を考えると、男性のように政治(国会議員など)や経済(仕事)に参加したいという女性に取っては格差を感じるのかもしれないなと思いました。

 

ただ、あくまでもこのレポートは4分野のみを対象にしているため、これをもって日本は男女格差が大きい国だと考えるのも違うのではないでしょうか。

 

例えば、力仕事は男性がというような雰囲気が日本にはありますが、そのようなことは反映されていませんし、トイレ清掃員は男性が不利という状況などもあり、これが全て日本の状況を反映しているという訳ではありません。

 

『男が稼ぎ女は家を守る的な考え』についても補足すると、働きたい女性ばかりではなく、専業主婦になりたいという女性は多いです。

 

専業主夫をネガティブに捉える女性も多く、このような日本の雰囲気を維持しているのは男性のみではなく、女性も同様であると言えるでしょう。

 

政治家に女性が少ないこともこの辺と関係している気がします。

 

日々コメントを見ていても政治に興味があるのは圧倒的に男性が多く、女性の興味は別の所にあるようです。

 

ある方が「医者には女性から群がっていた」という意見もありましたが、収入が高い男性に女性が集まるという状況も、男性の競争心を促し、このような状況を促進させているとも言えそうです。

 

『経済的に頑張る必要がある男性+その状況を促進する女性』VS『男性のように経済活動をしたい女性』というような構図がある気がします。

 

女性が男性に『働くこと』『高収入』『子育てや家事』を求めつつ、女性にも『高収入』などを求めるという状況は、男性からすると過酷なのではないかと思ってしまいます。

 

更に、女性には寿退社や出産など特有(多い)の退職事情などもあり、利益追求組織であり社員やその家族の生活を背負う会社からすれば採用や昇進などに男女差があったとしても、言い分が微塵もないという訳でもないでしょう。

 

とはいえ、男性同様にしっかりと働きたいという女性も存在しますし、それは悪いことではありません。

 

性別だけでハードルの高さが変わるということがあるのであれば、それは解消される必要はあると思いますし、性別だけで待遇が変わるのは問題だと思います。

 

多種多様な意見があり、いろいろと難しい問題ですね。